小規模多機能型居宅介護施設「こもれび」退院からの入所搬送。
5月24日(金)、福知山市内の病院を退院されて同市内の小規模多機能型居宅介護施設「こもれび」様へショートステイ利用のために入所搬送を担当させて頂きました。福知山市内において当社の行き先として時々指定されることのある小規模多機能型居宅介護施設とはどのような場所なのでしょうか。調べてみると...(下段へ続きます)。ちなみに「こもれび」様外観は住宅そのものに見えますよ。
小規模多機能型居宅介護は、平成18(2006)年4月の介護保険法改正により生まれた地域密着型の介護保険サービス。「デイサービス(通所介護)」を中心に「ショートステイ(短期入所)」や自宅での「訪問介護」といったサービスを組み合わせ、在宅(自宅)での生活を続けられるよう自宅と小規模多機能型施設を行き来しながら利用者が住み慣れた地域での生活を支援します。「小規模多機能施設」は主に社会福祉法人や医療法人などが運営。全国小規模多機能型居宅介護事業者連絡会によると、平成28(2016)年時点で全国に5,000ヵ所を超える事業所が開設されています。
通常であれば介護スタッフはデイサービスや訪問介護サービスごとに変わりますが、小規模多機能型居宅介護を利用する場合、デイサービス・ショートステイ・訪問介護の全てのサービスを馴染みのある介護スタッフからサービスを受けられます。少人数制(登録者数1事業所29名以下)のため家庭的な雰囲気で高齢者が安心しやすい環境です。
利用者が可能な範囲で自立した日常生活を送れるよう個々の選択に応じてサービスが提供されます。スタッフも地域住民であることが多く24時間体制なので、ご家族にとっても大きな安心感があります。また、日常生活費(食費・宿泊費・おむつ代など)などは別途負担が必要ですが、介護サービス費は介護度に応じた定額(1割または2割負担)で利用が可能です。
ただし、地域密着型サービスなので住まいが施設の所在地と異なる市区町村の場合、利用できないことがあります。また、専属ケアマネージャーへの変更が必要なことや他の事業所による介護サービスを利用できなくなります。
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