R6年度実績報告書の公表とひとつのお願い
福知山市消防本部患者等搬送事業(民間救急事業)として毎年の実績報告を挙げる義務がありますが、昨年度(令和6年度)分の実績をまとめ消防本部へ提出しました。民間救急事業とは消防本部からの依頼で出動するものではなく、飽くまで民間の依頼(予約)に応じた通院、入院/退院、転院、外出など通常搬送を行いますが、その実績を消防本部へ報告する事が求められます。個人的解釈としては、この実績が将来的な事業の発展に繋がるものと考え粛々とまとめ上げる訳ですが、数が数だけに簡単な集計作業とはいきません。使用機材となる車イスとストレッチャーにより集計を分けていますが、合計するとおよそ2,300回の搬送という結果です。無事故で安全な搬送がこの数を出来たという実績は今後の当社の指標となります。本年度も何かしら障害を抱える利用者様のお役に立てる事業として継続して参ります。
そして、当社からひとつのお願いがあります...
↑ 車イス/ハイバック車イス(リクライニング車イス)搬送の部
↑ ストレッチャー搬送の部
ひとつのお願いとは、当社では昨年3月に近畿運輸局京都支部から公に認可を受ける運賃改訂を実施し運行している訳ですが、未だに一部病院の地域連携室所属ケースワーカー様から拒絶反応を受けてしまっているという印象を受けています。当社の事業は現在の社会的状況を鑑みて必要なサービスを提供出来ていると自負しますが、サービスとは安価に提供するという意味合いではありません。十分なサービスを継続して提供するためには現在の運賃は適正であり、今後も社会的情勢を鑑みた公的な運賃改正は行われていきます。個人事業としてタクシーを運営する事は、車両、人件費、燃料、車検や点検等メンテナンスにおいて少なくない経費を要します。その点どうか今一度ご理解を頂き安心安全な運行と事業の継続のためにご協力賜りたいと思います。
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