ストレッチャーでも外出気晴らしに

9月14日（金）、退院後はご自宅で闘病される筋萎縮性側索硬化症（ALS）の利用者様が気晴らしとして外出されるお手伝いにご指名頂きました。ご本人様の少しの時間の気持ちの変化と共に、ご家族様にとっても大変なお疲れからの解放も目的だったと思います。当日は同乗者として看護師2名とケアマネ担当者様が付き添われます。車内では常に吸引機を用いた吸引看護を要します。前回紹介した車載インバーターはこの日のための強化でした。

当日の宮津市内の様子。どんよりとしていましたが雨こそ降りません。まだまだ暑い9月のドライブ日和でした。

当日の目的地、大型商業施設マイン。到着後は駐車スペースから外出気分を満喫されます。ストレッチャーで寝たきりの外出です。利用者様にとってはここまでが限界の外出になります。楽しんで頂けたかなと切に思うばかりの搬送でした。秋にもまたお出かけが出来れば良いですね。介護タクシーとしてはこの上ない用途でご利用頂き非常に嬉しい日となりました。