社名についてのお話
当社屋号「チームいずみ」についての話です。昨年、12月21日に父が脳出血により倒れ、ドクターヘリで豊岡病院へ運ばれました。真っ先に病院より連絡を受けた私はその時、住宅新築工事の現場監督として伊丹市の現場にいました。当時、私は大阪市在住、神戸市の工務店勤務をしていたのです。父は豊岡市の病院で急性期の1ヵ月を過ごし、その後、転院し京都市のリハビリ病院で3ヵ月、更に隣接する老健施設で3ヵ月を経てようやくこの8月に自宅復帰を果たしました。母のほうも昨年から福知山市内の病院で入院が続いています。私達、子供が同居をしない限り、父は独居という環境に置かれるため、やむなく長男夫婦である私達が帰郷するという決断に至った訳です。父の入院中には、大阪住まいで遠く、更に忙しい私に代わって二人の妹が随分と世話をしてくれました。私が同居を決意したのは1月。やがて同居することを想定し、仕事は定職に就くことを断念して事業を始めようと考えました。父に介護が必要なら介護関係の事業を始めようと。倒れた父が、正に倒れたその時にしていたのはグラウンドゴルフでした。そういう楽しみをサポート出来る仕事、グラウンドゴルフは難しくても旅行に行ったり、コンサート会場や劇場、スポーツ競技場に行ったり等など、人生に楽しみは不可欠ですよね。それに日常には移動がつきものです。ならば、ということでこの介護タクシー事業を、という決意に至りました。泉家最大のピンチを家族で乗り越えよう、その合言葉が「チームいずみ」だったんです。介助生活はまだ始まったばかりですが、この介護タクシー事業を含め家族一丸となって頑張って参ります。これから素敵な出会いが訪れて利用者様の生活のお手伝いが出来ますことを願っています。
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